三鷹市 市議会議員 被災地視察

仙台市若林区復興応援隊

2013年02月21日 17:47

こんばんは
よしだけいしゅん@復興応援隊です

先週末、土曜日は東京都三鷹市から民主党の市議会議員4名が
被災地の視察のために、仙台にいらっしゃいました
KIDS NOWさんに紹介いただき、被災地の現状について
沿岸部を中心にご案内させて頂きました



卸町5丁目公園仮設住宅にて

事前のアポがなかったにもかかわらず
快く迎え入れてくださって、仮設住宅の自治会立ち上げの際の苦労話など
色々とお話いただきましてありがとうございました
この場を借りて、改めて、前自治会長、現自治会長はじめ
おもてなしくださった皆様に感謝申し上げます





荒浜(深沼海岸)

この日の荒浜は風も強く、非常に寒かったですね
東京にお住まいですから、我々以上に辛かったかもしれませんね





名取市 閖上(日和山)

熱心にお話を聞いてくださる姿が印象的でした




議員の方々とお話していて印象に残ったのは

  「自助・共助・公助ということばがあるが
   割合的には、自助:7割、共助:2割、公助:1割と思っている」

という話…もっともだな、と思います
我が身の安全なくして、他人の世話をするというのは
非常に難しいことですから


今、七郷地区の「あの時を忘れない〜震災の記憶〜」という
地域誌の原稿の校正作業のお手伝いをしていて
多くの原稿に目を通していますが
結局、「我が身は我が身で守る」が一番大切で
そのために日頃から備えておくべきなんだと
そのように言われている方が非常に多いです


地震大国である日本において、地震が来ない場所なんてありません
揺れないだろう、と言われた神戸が18年前に揺れたのですから

そうしたら誰もがやれることで、かつやるべきことは
「備える」ということになります

3日分程度の非常食を準備するだったり
懐中電灯が点くか点検するであったり
タンスが倒れないように対策したり
有事の際は、家族とどこ(避難所等)で落ち合うか話したり

どんなことでもいいと思います
備えがあるのとないのとでは大きな違いがあります



もし関東圏に強い地震が来たら、三鷹市に津波が来ることは考えられませんが
「帰宅難民」で溢れかえるだろう、ということでした
彼らに対して、どのように対応していくか、仕組みづくりを考えていきたいと
力強く語ってくださいました

その他にも防災や震災後の動きなどについて
色々とお聞きしましたが
長くなってしまいますので、このへんで…

最後になりますが
視察の日、午後から私は別件で離脱したのですが
議員方は若松会(みなし仮設の方々でつくる組織)さんの
事務所を訪れ、そこでも色々とお話を聞いてくださったそうです
その様子については、若松会さんのブログで紹介されていますので
ぜひ御覧ください

http://ameblo.jp/nagi-0716/entry-11471987870.html


今回の視察が、防災や災害時の対応について
価値あるものになっていきますよう願います