4月 ぽっかぽかサロン
こんにちは
よしだけいしゅん@復興応援隊です
桜が咲いた!と思ったのも束の間…
若林区内はもう葉桜になってしまいましたね
さて、本日は桜がまだまだ咲き始めの頃
4月12日、七郷市民センターにて開催された
ぽっかぽかサロンの様子をレポートします
ぽっかぽかサロンは支えあいセンターわかばやしさんと
地域のボランティア「ぽっかぽか」の皆さんが主催する
みなし仮設に暮らす方向けに月1回開催されるサロンです
このサロンの特徴の一つとして
「みなし仮設の方向け」とはなっているものの
地域にもともとお住まいの方にも
開かれているサロンであるということ
今回は、30名ほどの方がいらっしゃいました
「隣組」の替え歌である「隣組体操」を歌いながらの
体操は最近の定番となりつつあります
アマチュアながら、300回以上の公演をされる
大人気のパフォーマーの方による演芸
笑いが絶えません…さすがです
ぽっかぽかのスタッフもこの表情
終わってみれば、あっという間の2時間でした
…
ここからは、サロン活動について色々考えていることなどを綴ります
少々長くなりますので、お時間があるときにでも
サラリと読んでいただければ幸いです
震災から2年が経過し
支援の在り方も問われるようになってきました
少しずつ支援のカタチも、段階毎に変わっていくべきであると
最近、支援する側、される側の枠を飛び越えて
自立を促すような支援が必要、と言われるようになっています
サロンにおいても、お世話係さんがいて
その方々がお茶を出して、参加者はお茶を飲みつつお喋りする
そういった、「支援する/される」がはっきりと分かれた形に
疑問を投げかける方も増えてきているように感じます
もちろん、「支援する/される」の枠の中ではなく
主催者もおしゃべりに興じ、参加者もお茶を汲み、という
運営スタイルはひとつの理想形だとは思います
が、それだけが正解ではない、とも思います
というのも、「外に出て、誰かと話す」という事自体が
震災から2年経って、ようやくできるようになった
という方もまだまだいらっしゃるからです
たとえば、このぽっかぽかを例にあげても
1回目からずっと通い続ける方、初めて来る方、様々です
「自立」というものさしで見た時にも
色々な段階の方がいると思いますし
再建の進み具合で見ても、色々な段階の方が一様に会します
そういった複雑な環境の中で、「自立」を求めるのではなく
ただ純粋に「憩い」であったり「癒し」であったり
そういう場の提供をすることだけを目的とするような
そんな形があってもいいのではないかな、とも思うのです
先述の通り、元々地域にお住まいの方が参加されているのも
このサロンの特徴の一つです
今後、七郷地区には復興住宅の造成が予定されています
復興住宅の方々の新しいコミュニティ形成において
ぽっかぽかサロンが受け皿の一つとして機能していくような
可能性もどこかに感じています
机運び程度の支援ではありますが、関わりつづけることで
今後もぽっかぽかサロンの流れを見守っていければと思います
最後まで読んで頂きありがとうございます
ご意見等ございましたら、ぜひコメント欄にお願いします