2013年12月02日

ひとり暮らしは孤独だ

こんばんは
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です

師走ですね
仙台の街は「光のページェント」の電飾の設置作業が進み
いよいよ冬がやってくることを実感します


さて、今日は、先週末に参加してきた
「荒ガチ!ひとり暮らし応援プロジェクト」という市民講座にて
「孤独」や「防災」を切り口に、色々と考えさせられたことを
徒然と書いていきます

ひとり暮らしは孤独だ




仙台市荒町市民センターの事業であるこの講座は
一人暮らしの若者を対象に、一人暮らしに役立つ情報(スキル)の提供と
講座を通しての仲間づくりを目的とした
12月から2月まで計5回にわたる連続講座です
講座を企画しているのは、仙台市内で一人暮らしをする若者たちです
私は参加者として、第1回目に参加してきました


予め用意された複数のテーマについて議論をした第1回目の中で
印象に残ったのが次の言葉です

「ひとり暮らしは孤独だ」

若者に限った話ではないかと思いますが
独りというのは非常に寂しいものです
携帯電話やインターネットの普及により、いつでも誰とでも電話ができ
SNSを使って様々なやりとりができ、友人の近況なども簡単に知ることができる
そんな便利な世の中であるにも関わらず
多くの一人暮らしの方が寂しさを覚えているのが現状です

第3回目では「防災−生きねば−」というテーマが設定されていて
ふと、震災時の一人暮らしの若者の生活を思い出しました

当時、私は大学生でしたが、一人暮らしの同じ大学の友人たちの中には
同じマンションに住んでいた者同士で誰かの部屋に5人10人で集まって
余震に怯えながらしばらく暮らした、という人もいれば
電気が通るまでは、近所の避難所で暮らしたという人もいました
しかし、避難所の場所が分からず、友人も近くにおらず
食べるものにも困って、激痩せしてしまったという人もいました
激痩せした友人は、その時、激しい孤独感を覚えていたことでしょう

助け合える友人が近くにいない場合、大事になってくるのは
日々の暮らしの中における、地域の方々との関わりです
いわゆる近所付き合いですね
(災害に備えて、指定避難場所を把握しておくことももちろん大事ですが…)

若者は忙しいですから、地域の方々と日常的に
親密なコミュニケーションを図るのは難しいとしても
道ですれ違った時や朝のゴミ出しで顔を合わせた時には
「おはようございます」「こんにちは」といった挨拶を交わす
それくらいの関係づくりはしておきたいものです
有事の際の「孤独」ほど辛いものはないでしょう



色々と考えることの多かったこの講座の第2回目は
年明け1月11日(土)に開催されるようです
現在、参加者募集中とのことですので
興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

詳細は下記PDFを御覧ください
http://funnyessence.web.fc2.com/aragachi_flyer.pdf



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Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 19:16│Comments(0)吉田
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