こんにちは(^O^)/
花坂です
9月16日に、若林区文化センターにて
第27回仙台市史講座「仙台を支えた近郊農村―南小泉・七郷・六郷の近世―」が行われました
(
仙台市博物館市史編さん室・
若林区中央市民センター共催事業)
講師は仙台市博物館市史編さん室 室長、菅野正道氏です
震災後初の若林区沿岸部についての講演ということで、被災者支援を行っている方々も参加していました。
六郷・七郷地区は菅野室長にとっても小学校、中学校を過ごした思い出の場所だそうです
六郷・七郷・小泉地区は歴史や文化、何か1つ取っても、あっという間に時間が過ぎてしまうくらいにお話が沢山あるそうですが
2時間の限りがあるので、この日は江戸期の触りを少し、ご教授して下さいました。
はじめに仙台藩の家臣統制と土地制度、農村の特徴と地域性のお話があり、背景を学んだ上で
次に六郷・七郷の沿革、類似点・相違点、小泉地区の歴史、
それから六郷・七郷地区の村の様子、新田開発と畑作、漁業など
とても興味深い内容でした。
今があるのは先祖代々大切に受け継がれてきた過去、歴史があるからです。
成り立ちを理解することにより、そこに住む価値や生きて行く価値がいかに大きな事なのか感じる事ができました。
復興に向けて気合い入りますね(^O^)♪
16日に仙台市博物館から発行されたばかりのせんだい市史通信第31号にも若林区にまつわる記事が載っています。
無くなり次第配布終了してしまうと思うので欲しい方はお早めに入手する事をおすすめします。
仙台市博物館では10月4日から11月17まで特別展「
伊達政宗の夢 慶長遣欧使節と南蛮文化」が開催されます。
今年は伊達政宗がスペイン領メキシコとの直接貿易と領内への宣教師派遣を要請するために
支倉常長をメキシコ~スペイン~ローマへと派遣してから400年の節目に当たる年です。
この派遣を行う2年前、慶長三陸地震がありました。
慶長遣欧使節派遣は、地震による被災地への復興支援であったという新説が出ています。
特別展では何か支援のヒントになるものがあるかもしれませんね是非行ってみたいと思います