"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会最終回!

仙台市若林区復興応援隊

2013年11月15日 16:29

こんにちは(^O^)/
花坂です

最終回となる第19回"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会が
11月13日にJR南小泉仮設住宅集会所において行われました。
(主催:六郷・七郷コミネット 企画:20世紀アーカイブ仙台)




仙台は先日初雪を観測し、この日もいよいよ冬というような寒さでした
そのような日にわざわざお集まりいただいた皆様には誠に感謝を申しあげます。



今回も、荒浜にお住まいだった方を対象に
昭和の懐かしの道具、映像、写真の観賞を行い、参加者のみなさんから聞き取りを行いました


こちらはお盆の帰省の様子を撮影した映像です。
お盆には蓮の葉を皿にして柳の木の枝で箸を作り、盆棚に供えていました。
「15日のお盆に盆棚を作ってお仏さんに上げるの。」
「16日には先祖が帰ってしまうから、15日はごちそうであるお餅をついてお迎えをした。」
当時、お餅は最高のごちそうだったけれど、今の若い世代には分からない感覚です


こちらは貞山堀でのシジミ捕りの写真。
シジミをみんなで捕り過ぎた為に、シジミが少なくなって、
近年、稚貝の放流を行うようになっていたようです。
参加者の男性が「橋から100メートル以内はお金を取られるようになったけど、それ以外の場所はタダで捕れた。貝だって動くからね!」
と、100メートル先まで泳いで来た稚貝を捕獲していた事を告白(笑)
…なるほど、貝は動き回るから仕方ないですよね~(゜v゜;)


貞山堀はお米や野菜を洗えるほど水が綺麗だったそうです。
昼は男性がふんどしも着けずに裸で泳ぎ、夜は女性が隠れて泳いでいたというお話で盛り上がりました。
…なるほど、みんなが泳いでる綺麗な水(?)でお米を研いで食べていたわけですね(゜-゜)


今回の楽しむっ茶会は冗談も飛び交う楽しいお話や、びっくりするような習慣など、たくさんお話を聞かせていただきました



全19回行われたこの楽しむっ茶会は現在、聞き取りを行った内容をまとめ、地域誌を作成中です
発行は平成26年3月を予定しています。

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