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2013年02月05日

荒浜清掃ボランティア レポート

こんにちは
よしだけいしゅん@復興応援隊です

2月2日(土)にKIDS NOWさん主催の荒浜清掃活動に
取材を兼ねて参加させて頂きました

深沼海岸の砂浜清掃を月1回程度のペースで続けてこられたKIDS NOWさん
堤防建設工事の影響かどうかはわかりませんが、今回は砂浜ではなく
元々は建物があった場所(住宅地)の清掃活動を行なうことに

13時に荒浜に集まったメンバーはざっと20〜30人ほど
荒浜の方、仙台市内の方だけではなく、遠くは関東からの方もいました


慰霊碑前で黙祷を捧げてから、作業に入ります

余談になりますが、荒浜では新しく大きな慰霊塔を建てる計画が着々と進み
慰霊碑を正面に、右手後方(震災前は松林だったところ)あたりで工事が始まっています



作業を前に長山代表によるあいさつ
この日は、NHKさんの取材も入りました
津波による漂流物がアメリカ西海岸に大量に押し寄せいている問題を扱った
ドキュメンタリー番組の制作に取り組んでいるとのことです
番組は3月中旬放送予定ですが、詳細な情報が入り次第
またお知らせ出来ればと思います
(Twitterでのお知らせになるかもしれませんが…)


貞山運河の水は濁りきっていて、見る影もありません

ガラス片や発泡スチロール…
あっという間にゴミ袋はいっぱいになります

綺麗な形状を保った状態で残されている物も発見されました
指輪や置物、グラス、灰皿…
その一つ一つがそこに暮らした人々の暮らしを見守ってきた
あるいは思い出をともにしてきた品々であることに
感動やら困惑やら、色々な感情が入り混じった複雑な想いを抱きます

というのも、基礎しか残っていないとはいえ、顔も知らぬ人間に
自分の家を土足で踏み入られたら、どのように感じるでしょうか?
思いを理解してくださって、受け入れてくれる方ばかりではないでしょう
理解できたとして、受け入れがたいと感じる方もいるかもしれません

もちろん「踏み荒らす」ことが目的ではなく
純粋にそこに暮らした方々を励ましたいという
その思いを形にした、ひとつの結果がこの活動であるといえると思います

賛否両論はあるかもしれませんが
そこに住まれた方々の理解はもちろん、多くの方々の理解を得ながら
活動が継続されていくよう、応援していきたいですね


すべての被災者とそれを取り巻く方々が
笑顔で暮らせる社会になっていくことを願って  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 13:28Comments(0)レポート