2013年09月30日
情報部会にて思うこと
こんばんは
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です
以前も書いたことがあったかもしれませんが
「誰のために、何のために」ということについてについて綴ります
今回の話題は、先週木曜日に開催された
六郷・七郷コミネットの情報部会での議論に始まります
続きを読む
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です
以前も書いたことがあったかもしれませんが
「誰のために、何のために」ということについてについて綴ります
今回の話題は、先週木曜日に開催された
六郷・七郷コミネットの情報部会での議論に始まります
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タグ :六郷・七郷コミネット情報部会
2013年09月27日
"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会17回目!
こんにちは(^O^)/
花坂です
9月25日には
17回目を迎える”昭和の仙台”8ミリで楽しむっ茶会がニッペリア仮設住宅で行われました
(六郷・七郷コミネット企画/20世紀アーカイブ仙台主催)

前回とは内容が変わって、こちらは初登場
緑色の蚊帳です
何故かはわかりませんが、緑と水色の蚊帳が主流だったそうです
私にとって、となりのト○ロでしか見たことが無かった蚊帳が目の前に…感動の対面です
しかしみなさん当たり前のように、「ああ、蚊帳だね」という感想。
幼いころから見なれた存在なのですね

「ラブリーせんだい」という番組の映像を観賞しました
映像に写っている井戸浜で藍染を行った記録、『葉藍仕入れ台帳』の持ち主の男性、
参加者の中に同級生が居たようです
楽しむっ茶会でお見せする映像の中に、毎回必ずと言っていいほど
参加者のお知り合いが写っているのが凄いですね
みなさんネットワークが広い


こちらは昭和二年生まれの黒川さんという方が描きとめた『昭和見聞録』を観賞しているところです
仙台の昭和時代の様子が描かれています

みなさん、
「ああ、紙芝居屋も居たね」
「ドンドン焼きも食べたね」
「ネギとそぼろなんかを入れておやつとして食べたの」
と懐かしそうに語っていました。

前回、サンピアで行った楽しむっ茶会で話題に出た「ぬ゛」については
やはりみなさん御存じで、
「油揚げを煮て、セリなどを乗せるんだよね」
「煮付けとも違うし、お吸い物でもない、お葬式の時に出すね」
必ず正四角形に切った特別な油揚げを使って作ったそうです
他にも、ご飯に四角の落雁が入っている「カク」という精進料理もあったそうです。
また、精進料理全体を「カク」と呼ぶとか
お葬式の時には四角い食べ物を食べるとは不思議です。
「四角」には何か意味がありそうですね

花坂です

9月25日には
17回目を迎える”昭和の仙台”8ミリで楽しむっ茶会がニッペリア仮設住宅で行われました

(六郷・七郷コミネット企画/20世紀アーカイブ仙台主催)
前回とは内容が変わって、こちらは初登場


何故かはわかりませんが、緑と水色の蚊帳が主流だったそうです

私にとって、となりのト○ロでしか見たことが無かった蚊帳が目の前に…感動の対面です

しかしみなさん当たり前のように、「ああ、蚊帳だね」という感想。
幼いころから見なれた存在なのですね

「ラブリーせんだい」という番組の映像を観賞しました

映像に写っている井戸浜で藍染を行った記録、『葉藍仕入れ台帳』の持ち主の男性、
参加者の中に同級生が居たようです

楽しむっ茶会でお見せする映像の中に、毎回必ずと言っていいほど
参加者のお知り合いが写っているのが凄いですね

みなさんネットワークが広い


こちらは昭和二年生まれの黒川さんという方が描きとめた『昭和見聞録』を観賞しているところです

仙台の昭和時代の様子が描かれています

みなさん、
「ああ、紙芝居屋も居たね」
「ドンドン焼きも食べたね」
「ネギとそぼろなんかを入れておやつとして食べたの」
と懐かしそうに語っていました。
前回、サンピアで行った楽しむっ茶会で話題に出た「ぬ゛」については
やはりみなさん御存じで、
「油揚げを煮て、セリなどを乗せるんだよね」
「煮付けとも違うし、お吸い物でもない、お葬式の時に出すね」
必ず正四角形に切った特別な油揚げを使って作ったそうです

他にも、ご飯に四角の落雁が入っている「カク」という精進料理もあったそうです。
また、精進料理全体を「カク」と呼ぶとか

お葬式の時には四角い食べ物を食べるとは不思議です。
「四角」には何か意味がありそうですね


2013年09月27日
第27回仙台市史講座
こんにちは(^O^)/
花坂です
9月16日に、若林区文化センターにて
第27回仙台市史講座「仙台を支えた近郊農村―南小泉・七郷・六郷の近世―」が行われました
(仙台市博物館市史編さん室・若林区中央市民センター共催事業)

講師は仙台市博物館市史編さん室 室長、菅野正道氏です
震災後初の若林区沿岸部についての講演ということで、被災者支援を行っている方々も参加していました。
六郷・七郷地区は菅野室長にとっても小学校、中学校を過ごした思い出の場所だそうです
六郷・七郷・小泉地区は歴史や文化、何か1つ取っても、あっという間に時間が過ぎてしまうくらいにお話が沢山あるそうですが
2時間の限りがあるので、この日は江戸期の触りを少し、ご教授して下さいました。
はじめに仙台藩の家臣統制と土地制度、農村の特徴と地域性のお話があり、背景を学んだ上で
次に六郷・七郷の沿革、類似点・相違点、小泉地区の歴史、
それから六郷・七郷地区の村の様子、新田開発と畑作、漁業など
とても興味深い内容でした。
今があるのは先祖代々大切に受け継がれてきた過去、歴史があるからです。
成り立ちを理解することにより、そこに住む価値や生きて行く価値がいかに大きな事なのか感じる事ができました。
復興に向けて気合い入りますね(^O^)♪
16日に仙台市博物館から発行されたばかりのせんだい市史通信第31号にも若林区にまつわる記事が載っています。
無くなり次第配布終了してしまうと思うので欲しい方はお早めに入手する事をおすすめします。
仙台市博物館では10月4日から11月17まで特別展「伊達政宗の夢 慶長遣欧使節と南蛮文化」が開催されます。
今年は伊達政宗がスペイン領メキシコとの直接貿易と領内への宣教師派遣を要請するために
支倉常長をメキシコ~スペイン~ローマへと派遣してから400年の節目に当たる年です。
この派遣を行う2年前、慶長三陸地震がありました。
慶長遣欧使節派遣は、地震による被災地への復興支援であったという新説が出ています。
特別展では何か支援のヒントになるものがあるかもしれませんね是非行ってみたいと思います
花坂です

9月16日に、若林区文化センターにて
第27回仙台市史講座「仙台を支えた近郊農村―南小泉・七郷・六郷の近世―」が行われました

(仙台市博物館市史編さん室・若林区中央市民センター共催事業)

講師は仙台市博物館市史編さん室 室長、菅野正道氏です
震災後初の若林区沿岸部についての講演ということで、被災者支援を行っている方々も参加していました。
六郷・七郷地区は菅野室長にとっても小学校、中学校を過ごした思い出の場所だそうです

六郷・七郷・小泉地区は歴史や文化、何か1つ取っても、あっという間に時間が過ぎてしまうくらいにお話が沢山あるそうですが
2時間の限りがあるので、この日は江戸期の触りを少し、ご教授して下さいました。
はじめに仙台藩の家臣統制と土地制度、農村の特徴と地域性のお話があり、背景を学んだ上で
次に六郷・七郷の沿革、類似点・相違点、小泉地区の歴史、
それから六郷・七郷地区の村の様子、新田開発と畑作、漁業など
とても興味深い内容でした。
今があるのは先祖代々大切に受け継がれてきた過去、歴史があるからです。
成り立ちを理解することにより、そこに住む価値や生きて行く価値がいかに大きな事なのか感じる事ができました。
復興に向けて気合い入りますね(^O^)♪
16日に仙台市博物館から発行されたばかりのせんだい市史通信第31号にも若林区にまつわる記事が載っています。
無くなり次第配布終了してしまうと思うので欲しい方はお早めに入手する事をおすすめします。
仙台市博物館では10月4日から11月17まで特別展「伊達政宗の夢 慶長遣欧使節と南蛮文化」が開催されます。
今年は伊達政宗がスペイン領メキシコとの直接貿易と領内への宣教師派遣を要請するために
支倉常長をメキシコ~スペイン~ローマへと派遣してから400年の節目に当たる年です。
この派遣を行う2年前、慶長三陸地震がありました。
慶長遣欧使節派遣は、地震による被災地への復興支援であったという新説が出ています。
特別展では何か支援のヒントになるものがあるかもしれませんね是非行ってみたいと思います

2013年09月24日
今も変わらず。
こんにちは(^O^)/
花坂です
9月17日に荒浜~井土~藤塚地区の浸水地区の視察に行って参りました。
私にとって、深沼海岸を見る事は人生でまだ三、四回目で、約二カ月ぶりでした。

前日が台風という事もあり、心なしか松の木の枝が減ったような・・・?

先日、荒浜清掃が行われた海に再びいろんなものが打ちあがっていました。
ただの「ゴミ」といっていいのか、誰かの思い出のかけらなのかわかりません。

こちらは藤塚の五柱神社
地元の方々でしょうか、神社に集まって休憩している方々がいました。
震災前は、赤い屋根の社殿が建っていたそうですが、震災後はすべて流され、砂地になっていしまいました。
現在も以前のような社殿は建っていません。

こちらも藤塚地区です
フェンスを津波がなぎ倒しあの時のまま、時間が止まっています。

道路の割れ目から草がいっぱい生えています。

除塩作業が終わった田んぼでは、稲穂が金色になり、実りの時期を迎えていました。
もうすぐ収穫でしょうか。
この風景は、ずっとずっと昔から変わっていないのでしょうね。

視察の帰り道、若林西の復興公営住宅を見てきました。
まだまだ建設の途中です。
ご近所の方が、「一番環境の良い場所だよ。私も住みたいくらい」
とおっしゃっていました。
お家の目の前が、大きな建物で日当たりや見晴らしが変わってしまったのではないでしょうか。
それでも、自慢げに話す姿が印象的でした。
花坂です

9月17日に荒浜~井土~藤塚地区の浸水地区の視察に行って参りました。
私にとって、深沼海岸を見る事は人生でまだ三、四回目で、約二カ月ぶりでした。
前日が台風という事もあり、心なしか松の木の枝が減ったような・・・?
先日、荒浜清掃が行われた海に再びいろんなものが打ちあがっていました。
ただの「ゴミ」といっていいのか、誰かの思い出のかけらなのかわかりません。
こちらは藤塚の五柱神社
地元の方々でしょうか、神社に集まって休憩している方々がいました。
震災前は、赤い屋根の社殿が建っていたそうですが、震災後はすべて流され、砂地になっていしまいました。
現在も以前のような社殿は建っていません。
こちらも藤塚地区です
フェンスを津波がなぎ倒しあの時のまま、時間が止まっています。
道路の割れ目から草がいっぱい生えています。
除塩作業が終わった田んぼでは、稲穂が金色になり、実りの時期を迎えていました。
もうすぐ収穫でしょうか。
この風景は、ずっとずっと昔から変わっていないのでしょうね。
視察の帰り道、若林西の復興公営住宅を見てきました。
まだまだ建設の途中です。
ご近所の方が、「一番環境の良い場所だよ。私も住みたいくらい」
とおっしゃっていました。
お家の目の前が、大きな建物で日当たりや見晴らしが変わってしまったのではないでしょうか。
それでも、自慢げに話す姿が印象的でした。
タグ :被災地見学
2013年09月18日
深沼海岸清掃 ②
こんにちは
復興応援隊 工藤です
9月15日、荒浜再生を願う会さんが主催の『深沼海岸清掃』に行ってきました
この活動に参加するのは今回で2回目です
( 1回目参加の記事はこちら → 7/16 深沼海岸清掃 )
この日私が深沼海岸に到着した頃には大粒の雨が降ってきていました
台風18号の影響なのか大雨のため短い時間での清掃活動になってしまいましたが、地元の方々やボランティアの皆様が集まりゴミを集めました。

これだけ集まりました。
前回参加したときよりも若干量は減っているみたいですが、ポイ捨てされたと思われるゴミも多いです。
皆さん自分のごみは自分で持ち帰っていただきたいですね。。。
外では結構な雨が降っているので、海岸近くにある『里海ロッジ』に準備されたテントに皆さん集合

海岸近くにある「里海ロッジ」で焼いた手作りピザをいただきました
地元の奥様方の協力で手際よく次から次へと焼かれ皆さんのお腹を満たします。

1回目参加の時同様に地元の方々には活気があり、元気をいただきました
また初めてお会いする方も多く、おいしいピザをいただきながら親睦を深めることが出来たので、是非次も参加したいと思います
次回もお楽しみに

復興応援隊 工藤です

9月15日、荒浜再生を願う会さんが主催の『深沼海岸清掃』に行ってきました

この活動に参加するのは今回で2回目です

( 1回目参加の記事はこちら → 7/16 深沼海岸清掃 )
この日私が深沼海岸に到着した頃には大粒の雨が降ってきていました

台風18号の影響なのか大雨のため短い時間での清掃活動になってしまいましたが、地元の方々やボランティアの皆様が集まりゴミを集めました。

これだけ集まりました。
前回参加したときよりも若干量は減っているみたいですが、ポイ捨てされたと思われるゴミも多いです。
皆さん自分のごみは自分で持ち帰っていただきたいですね。。。
外では結構な雨が降っているので、海岸近くにある『里海ロッジ』に準備されたテントに皆さん集合


海岸近くにある「里海ロッジ」で焼いた手作りピザをいただきました

地元の奥様方の協力で手際よく次から次へと焼かれ皆さんのお腹を満たします。

1回目参加の時同様に地元の方々には活気があり、元気をいただきました

また初めてお会いする方も多く、おいしいピザをいただきながら親睦を深めることが出来たので、是非次も参加したいと思います

次回もお楽しみに

2013年09月13日
若林区土樋 福島美術館
こんにちは(^O^)/
花坂です
今日は仙台市若林区土樋にある
「社会福祉法人共生福祉会 福島美術館」
のお話をしたいと思います。
福島美術館は伊達家ゆかりの名品を展示している小さな美術館です。
宮城県にあるのに何故「福島」なのでしょう
実は福島禎蔵翁という人が大正時代以来、所蔵する文化財を手放さざるを得ない状況だった伊達家から文化財を譲り受け、
のちに多くの賛同者とともに共生福祉会を設立し昭和49年に同会に寄贈。
共生福祉会は、一般市民はもとより福祉施設を担い共に行動する人々にこそ大いに活用してもらいたいという理念の下、昭和55年に「福島美術館」を開館したので「福島」という名前を遺しているようです。(詳しくは→美術館HP)
現在の福島美術館のある場所は福島禎蔵翁の私有地だそうで、目立った場所にあるわけではありません。
しかし、その収蔵品は逸品ぞろいです

福島美術館でしか見る事ができない、近世から昭和戦前までの絵画・書・工芸品・書籍などおよそ3,000点が収蔵されています
伊達家好き、仙台史好きにはたまらない資料ばかりです

現在は秋の展覧会
「福島美術館秋の展覧会 ふむふむ、なっとく!仙台藩の手文庫」が行われる直前です
会期:平成25年9月19日(木)~11月24日(日)
この企画展には.伊達光宗筆の「達磨画賛」や伊達綱宗筆「白衣観音夏冬山水図(三幅対)」など歴代藩主の描いた絵や手紙の他に、今年出航400周年を迎える、慶長遣欧使節に関する印刷出版資料も展示されるそうです

伊達光宗公は初代藩主政宗の孫にあたり、ゆくゆくは三代藩主になるはずでしたが、
19歳の若さで亡くなっため、直筆資料も少なく、大変貴重です。
こういった仙台にとって大切な資料を収蔵している美術館ですが、
東日本大震災では、建物や史料に大きな被害があり、平成24年12月18日まで休館をしていました。
私は福島美術館が大好きで、時々足を運んでいたのでとてもショックでした。
「いつ再開できるかわからない」と言われていた美術館が半年と数カ月前にようやく再開した時、とても感動したのを覚えています。
若林区には先祖代々受け継がれてきた財産が沢山ある事も、
それを必死で守り抜いてきた方々が居る事も多くの人に知っていただきたいです
9月19日(木)からの展覧会がとても楽しみです
花坂です

今日は仙台市若林区土樋にある
「社会福祉法人共生福祉会 福島美術館」
のお話をしたいと思います。
福島美術館は伊達家ゆかりの名品を展示している小さな美術館です。
宮城県にあるのに何故「福島」なのでしょう

実は福島禎蔵翁という人が大正時代以来、所蔵する文化財を手放さざるを得ない状況だった伊達家から文化財を譲り受け、
のちに多くの賛同者とともに共生福祉会を設立し昭和49年に同会に寄贈。
共生福祉会は、一般市民はもとより福祉施設を担い共に行動する人々にこそ大いに活用してもらいたいという理念の下、昭和55年に「福島美術館」を開館したので「福島」という名前を遺しているようです。(詳しくは→美術館HP)
現在の福島美術館のある場所は福島禎蔵翁の私有地だそうで、目立った場所にあるわけではありません。

しかし、その収蔵品は逸品ぞろいです


福島美術館でしか見る事ができない、近世から昭和戦前までの絵画・書・工芸品・書籍などおよそ3,000点が収蔵されています

伊達家好き、仙台史好きにはたまらない資料ばかりです


現在は秋の展覧会
「福島美術館秋の展覧会 ふむふむ、なっとく!仙台藩の手文庫」が行われる直前です

会期:平成25年9月19日(木)~11月24日(日)
この企画展には.伊達光宗筆の「達磨画賛」や伊達綱宗筆「白衣観音夏冬山水図(三幅対)」など歴代藩主の描いた絵や手紙の他に、今年出航400周年を迎える、慶長遣欧使節に関する印刷出版資料も展示されるそうです


伊達光宗公は初代藩主政宗の孫にあたり、ゆくゆくは三代藩主になるはずでしたが、
19歳の若さで亡くなっため、直筆資料も少なく、大変貴重です。
こういった仙台にとって大切な資料を収蔵している美術館ですが、
東日本大震災では、建物や史料に大きな被害があり、平成24年12月18日まで休館をしていました。
私は福島美術館が大好きで、時々足を運んでいたのでとてもショックでした。
「いつ再開できるかわからない」と言われていた美術館が半年と数カ月前にようやく再開した時、とても感動したのを覚えています。
若林区には先祖代々受け継がれてきた財産が沢山ある事も、
それを必死で守り抜いてきた方々が居る事も多くの人に知っていただきたいです

9月19日(木)からの展覧会がとても楽しみです

2013年09月11日
応援隊事務所!
皆さんこんにちは
復興応援隊 工藤です
7月より私たち復興応援隊は、新しく事務所を新しく構えた事は、吉田さんの記事でご報告いたしました。(→ 7/29 事務所を構えました)
この事務所にはつい最近まで、打合せ用の机と椅子がありませんでした…
なので、お客様がいらした際には床に正座というスタイルで打合せを行っておりましたが、
( お越しいただいた皆様、申し訳ありませんでした… )
昨日待ちに待った机と椅子が届きました

これで足のしびれに負けることなく集中して打合せを行うことが出来る様になりました
他にも新しくしたものがあります
事務所契約時から備え付けのちょっと暗くて圧迫感のあった和風な照明を…
《 Before 》

《 After 》

圧迫感がなく前より明るく照らしてくれるシーリングライトに付け替えました
照明ひとつ違うだけで仕事場の雰囲気が変わるのはすごいと感じました…(笑)
私たちが新しい事務所を構えてから2ヶ月が経ちます。
最初は不安などもありましたが、今ではお互いに意見し合って、とてもいい環境で仕事が出来ています。

復興応援隊 工藤です

7月より私たち復興応援隊は、新しく事務所を新しく構えた事は、吉田さんの記事でご報告いたしました。(→ 7/29 事務所を構えました)
この事務所にはつい最近まで、打合せ用の机と椅子がありませんでした…
なので、お客様がいらした際には床に正座というスタイルで打合せを行っておりましたが、
( お越しいただいた皆様、申し訳ありませんでした… )
昨日待ちに待った机と椅子が届きました


これで足のしびれに負けることなく集中して打合せを行うことが出来る様になりました

他にも新しくしたものがあります

事務所契約時から備え付けのちょっと暗くて圧迫感のあった和風な照明を…
《 Before 》

《 After 》

圧迫感がなく前より明るく照らしてくれるシーリングライトに付け替えました

照明ひとつ違うだけで仕事場の雰囲気が変わるのはすごいと感じました…(笑)
私たちが新しい事務所を構えてから2ヶ月が経ちます。
最初は不安などもありましたが、今ではお互いに意見し合って、とてもいい環境で仕事が出来ています。
2013年09月11日
"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会16回目!
9月4日は16回目の"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会を行いました。
(六郷・七郷コミネット企画、20世紀アーカイブ仙台主催)

今回はサンピアで七郷地区のみなし仮設にお住まいの方を対象に、11名にお集まりいただきました
この日は「ジッとしていられないの」と言って立ち上がり、
茄子とキュウリのお漬物を準備して御馳走して下さるなど、アクティブな方が多く参加されました。

「深沼は野菜がいっぱい採れたからどこの家でも漬物を漬けたんだよ」

さすが伝統の腕前
売っている漬物では味わえないとても美味しいお漬物でした。
さて今回の楽しむっ茶会ですが

こちらの葛篭の中から懐かしい道具達が顔を出します
かすりの反物やのっこ、サイカチの実など、どれも参加者の記憶に残る懐かしい思い出の品です。

こちらの煙管は「どらんこ」という小さなキーケースのような皮袋に入っているものです。
「行儀が悪かったりすると、しつけの為に、これで叩かれたのよ」と、語る方も。
この道具は参加者の皆様よりもずっと年上の世代、おじいさんやおっぴさん(曾祖母、曾祖父)が使っていた道具だそうです。
震災より少し前の荒浜地区、貞山堀にかかる貞山橋の北側から閖上方面を撮った写真を観賞中に
「一番左側の手前に、家が写ってる!」
なんと、参加者の中に、写真に写っているお家の家主がいらっしゃいました

同じく貞山堀でのシジミ採りの写真からお話は広がり、
「海では波の子貝を採って食べたんだよ」
「波の子は醤油、砂糖で佃煮にして食べるんです」
「採れたのは蒲生だけでないよ、深沼でも沢山採れたんだから!」
と、波の子が採れるスッポト自慢が始まりました
波の子貝は水につけっぱなしにしておくと、足が早いので、貝にあたりやすいそう
いつもあたる人が居て、よく救急車が来ていたんだとか。
それだけ、地元の方々にとってなじみのある貝だったのですね。

地元のみなさんにとってなじみのある食べ物の中に
「に」と「ぬ」の間の発音の食べ物「ぬ゛」というものがあるそうです。
「ぬ゛」を漢字に直すと「煮(に)」と読みます。
お豆腐屋の海野さんが作る、分厚いふわふわの油揚げをみりんと醤油で煮て、生姜を乗せた精進料理。
今は津波でお豆腐屋さんの機械が流され、もう食べられないのだそうです
波の子貝、油揚げ
「また食べたいな…」
参加者のみなさんは、そう呟いていました。
(六郷・七郷コミネット企画、20世紀アーカイブ仙台主催)
今回はサンピアで七郷地区のみなし仮設にお住まいの方を対象に、11名にお集まりいただきました

この日は「ジッとしていられないの」と言って立ち上がり、
茄子とキュウリのお漬物を準備して御馳走して下さるなど、アクティブな方が多く参加されました。
「深沼は野菜がいっぱい採れたからどこの家でも漬物を漬けたんだよ」
さすが伝統の腕前

売っている漬物では味わえないとても美味しいお漬物でした。
さて今回の楽しむっ茶会ですが
こちらの葛篭の中から懐かしい道具達が顔を出します

かすりの反物やのっこ、サイカチの実など、どれも参加者の記憶に残る懐かしい思い出の品です。
こちらの煙管は「どらんこ」という小さなキーケースのような皮袋に入っているものです。
「行儀が悪かったりすると、しつけの為に、これで叩かれたのよ」と、語る方も。
この道具は参加者の皆様よりもずっと年上の世代、おじいさんやおっぴさん(曾祖母、曾祖父)が使っていた道具だそうです。
震災より少し前の荒浜地区、貞山堀にかかる貞山橋の北側から閖上方面を撮った写真を観賞中に
「一番左側の手前に、家が写ってる!」
なんと、参加者の中に、写真に写っているお家の家主がいらっしゃいました

同じく貞山堀でのシジミ採りの写真からお話は広がり、
「海では波の子貝を採って食べたんだよ」
「波の子は醤油、砂糖で佃煮にして食べるんです」
「採れたのは蒲生だけでないよ、深沼でも沢山採れたんだから!」
と、波の子が採れるスッポト自慢が始まりました

波の子貝は水につけっぱなしにしておくと、足が早いので、貝にあたりやすいそう

いつもあたる人が居て、よく救急車が来ていたんだとか。
それだけ、地元の方々にとってなじみのある貝だったのですね。
地元のみなさんにとってなじみのある食べ物の中に
「に」と「ぬ」の間の発音の食べ物「ぬ゛」というものがあるそうです。
「ぬ゛」を漢字に直すと「煮(に)」と読みます。
お豆腐屋の海野さんが作る、分厚いふわふわの油揚げをみりんと醤油で煮て、生姜を乗せた精進料理。
今は津波でお豆腐屋さんの機械が流され、もう食べられないのだそうです

波の子貝、油揚げ
「また食べたいな…」
参加者のみなさんは、そう呟いていました。
2013年09月09日
七ヶ浜シャルソン
こんばんは
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です
仙台はすっかり秋の空ですね…
さて、8月26日の記事でも触れていましたが
先日、七ヶ浜シャルソンなるイベントに参加してきました
その時の様子をお伝えします
※シャルソンとは…
このページが分かりやすく書かれてるでしょうか…?
…
続きを読む
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です
仙台はすっかり秋の空ですね…
さて、8月26日の記事でも触れていましたが
先日、七ヶ浜シャルソンなるイベントに参加してきました
その時の様子をお伝えします
※シャルソンとは…
このページが分かりやすく書かれてるでしょうか…?
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2013年09月06日
ぬ゛というたべもの!
こんにちは(^O^)/
金曜担当花坂です
現在応援隊は8/29日の復興情報セミナーの議事録をまとめる為にパソコンとにらめっこ中です
吉田さんと工藤さんが頑張っている間、
私は9/4に行った楽しむっ茶会のお手伝いと取材に行ってきました。
今回の楽しむっ茶会は若林区サンピアで、七郷地区のみなし仮設にお住まいの皆様にお集まり頂きました。
そこで、「い」と「ぬ」の間の発音をする「ぬ゛」という深沼の名物があるとのお話を聞きました。
「ぬ゛」?「ぬ゛」とは発音が難しいですね(笑)
それはなにやら
分厚いふかふかの四角い油揚げを醤油とみりんで煮て、しょうがを乗せた料理なのだそう
油揚げは「海野」さんという豆腐屋さんで揚げた美味しい油揚げだそうで、今は震災で機械が流れ、作る事が出来ないそうです。
その油揚げがないと「ぬ゛」は作れないんだとか。
どんな味がしたのでしょうか?食べてみたいですね

※花坂の「ぬ゛」イメージ図です
楽しむっ茶会についてはまた来週にレポートをアップしたいと思います。
お楽しみに!
金曜担当花坂です

現在応援隊は8/29日の復興情報セミナーの議事録をまとめる為にパソコンとにらめっこ中です

吉田さんと工藤さんが頑張っている間、
私は9/4に行った楽しむっ茶会のお手伝いと取材に行ってきました。
今回の楽しむっ茶会は若林区サンピアで、七郷地区のみなし仮設にお住まいの皆様にお集まり頂きました。
そこで、「い」と「ぬ」の間の発音をする「ぬ゛」という深沼の名物があるとのお話を聞きました。

「ぬ゛」?「ぬ゛」とは発音が難しいですね(笑)
それはなにやら
分厚いふかふかの四角い油揚げを醤油とみりんで煮て、しょうがを乗せた料理なのだそう

油揚げは「海野」さんという豆腐屋さんで揚げた美味しい油揚げだそうで、今は震災で機械が流れ、作る事が出来ないそうです。
その油揚げがないと「ぬ゛」は作れないんだとか。
どんな味がしたのでしょうか?食べてみたいですね


※花坂の「ぬ゛」イメージ図です
楽しむっ茶会についてはまた来週にレポートをアップしたいと思います。
お楽しみに!