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2013年09月13日

若林区土樋 福島美術館

こんにちは(^O^)/
花坂ですsakura

今日は仙台市若林区土樋にある
「社会福祉法人共生福祉会 福島美術館
のお話をしたいと思います。
福島美術館は伊達家ゆかりの名品を展示している小さな美術館です。

宮城県にあるのに何故「福島」なのでしょう?

実は福島禎蔵翁という人が大正時代以来、所蔵する文化財を手放さざるを得ない状況だった伊達家から文化財を譲り受け、
のちに多くの賛同者とともに共生福祉会を設立し昭和49年に同会に寄贈。
共生福祉会は、一般市民はもとより福祉施設を担い共に行動する人々にこそ大いに活用してもらいたいという理念の下、昭和55年に「福島美術館」を開館したので「福島」という名前を遺しているようです。(詳しくは→美術館HP

現在の福島美術館のある場所は福島禎蔵翁の私有地だそうで、目立った場所にあるわけではありません。汗
しかし、その収蔵品は逸品ぞろいです拍手icon12
福島美術館でしか見る事ができない、近世から昭和戦前までの絵画・書・工芸品・書籍などおよそ3,000点が収蔵されています!!
伊達家好き、仙台史好きにはたまらない資料ばかりですface05icon06


現在は秋の展覧会
「福島美術館秋の展覧会 ふむふむ、なっとく!仙台藩の手文庫」が行われる直前です!!
会期:平成25年9月19日(木)~11月24日(日)

この企画展には.伊達光宗筆の「達磨画賛」や伊達綱宗筆「白衣観音夏冬山水図(三幅対)」など歴代藩主の描いた絵や手紙の他に、今年出航400周年を迎える、慶長遣欧使節に関する印刷出版資料も展示されるそうです三日月ヨット

伊達光宗公は初代藩主政宗の孫にあたり、ゆくゆくは三代藩主になるはずでしたが、
19歳の若さで亡くなっため、直筆資料も少なく、大変貴重です。

こういった仙台にとって大切な資料を収蔵している美術館ですが、
東日本大震災では、建物や史料に大きな被害があり、平成24年12月18日まで休館をしていました。

私は福島美術館が大好きで、時々足を運んでいたのでとてもショックでした。
「いつ再開できるかわからない」と言われていた美術館が半年と数カ月前にようやく再開した時、とても感動したのを覚えています。

若林区には先祖代々受け継がれてきた財産が沢山ある事も、
それを必死で守り抜いてきた方々が居る事も多くの人に知っていただきたいですface01

9月19日(木)からの展覧会がとても楽しみです音符
  

Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 13:16Comments(2)花坂(金曜)