2013年09月11日
応援隊事務所!
皆さんこんにちは
復興応援隊 工藤です
7月より私たち復興応援隊は、新しく事務所を新しく構えた事は、吉田さんの記事でご報告いたしました。(→ 7/29 事務所を構えました)
この事務所にはつい最近まで、打合せ用の机と椅子がありませんでした…
なので、お客様がいらした際には床に正座というスタイルで打合せを行っておりましたが、
( お越しいただいた皆様、申し訳ありませんでした… )
昨日待ちに待った机と椅子が届きました

これで足のしびれに負けることなく集中して打合せを行うことが出来る様になりました
他にも新しくしたものがあります
事務所契約時から備え付けのちょっと暗くて圧迫感のあった和風な照明を…
《 Before 》

《 After 》

圧迫感がなく前より明るく照らしてくれるシーリングライトに付け替えました
照明ひとつ違うだけで仕事場の雰囲気が変わるのはすごいと感じました…(笑)
私たちが新しい事務所を構えてから2ヶ月が経ちます。
最初は不安などもありましたが、今ではお互いに意見し合って、とてもいい環境で仕事が出来ています。

復興応援隊 工藤です

7月より私たち復興応援隊は、新しく事務所を新しく構えた事は、吉田さんの記事でご報告いたしました。(→ 7/29 事務所を構えました)
この事務所にはつい最近まで、打合せ用の机と椅子がありませんでした…
なので、お客様がいらした際には床に正座というスタイルで打合せを行っておりましたが、
( お越しいただいた皆様、申し訳ありませんでした… )
昨日待ちに待った机と椅子が届きました


これで足のしびれに負けることなく集中して打合せを行うことが出来る様になりました

他にも新しくしたものがあります

事務所契約時から備え付けのちょっと暗くて圧迫感のあった和風な照明を…
《 Before 》

《 After 》

圧迫感がなく前より明るく照らしてくれるシーリングライトに付け替えました

照明ひとつ違うだけで仕事場の雰囲気が変わるのはすごいと感じました…(笑)
私たちが新しい事務所を構えてから2ヶ月が経ちます。
最初は不安などもありましたが、今ではお互いに意見し合って、とてもいい環境で仕事が出来ています。
2013年09月11日
"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会16回目!
9月4日は16回目の"昭和の仙台"8ミリで楽しむっ茶会を行いました。
(六郷・七郷コミネット企画、20世紀アーカイブ仙台主催)

今回はサンピアで七郷地区のみなし仮設にお住まいの方を対象に、11名にお集まりいただきました
この日は「ジッとしていられないの」と言って立ち上がり、
茄子とキュウリのお漬物を準備して御馳走して下さるなど、アクティブな方が多く参加されました。

「深沼は野菜がいっぱい採れたからどこの家でも漬物を漬けたんだよ」

さすが伝統の腕前
売っている漬物では味わえないとても美味しいお漬物でした。
さて今回の楽しむっ茶会ですが

こちらの葛篭の中から懐かしい道具達が顔を出します
かすりの反物やのっこ、サイカチの実など、どれも参加者の記憶に残る懐かしい思い出の品です。

こちらの煙管は「どらんこ」という小さなキーケースのような皮袋に入っているものです。
「行儀が悪かったりすると、しつけの為に、これで叩かれたのよ」と、語る方も。
この道具は参加者の皆様よりもずっと年上の世代、おじいさんやおっぴさん(曾祖母、曾祖父)が使っていた道具だそうです。
震災より少し前の荒浜地区、貞山堀にかかる貞山橋の北側から閖上方面を撮った写真を観賞中に
「一番左側の手前に、家が写ってる!」
なんと、参加者の中に、写真に写っているお家の家主がいらっしゃいました

同じく貞山堀でのシジミ採りの写真からお話は広がり、
「海では波の子貝を採って食べたんだよ」
「波の子は醤油、砂糖で佃煮にして食べるんです」
「採れたのは蒲生だけでないよ、深沼でも沢山採れたんだから!」
と、波の子が採れるスッポト自慢が始まりました
波の子貝は水につけっぱなしにしておくと、足が早いので、貝にあたりやすいそう
いつもあたる人が居て、よく救急車が来ていたんだとか。
それだけ、地元の方々にとってなじみのある貝だったのですね。

地元のみなさんにとってなじみのある食べ物の中に
「に」と「ぬ」の間の発音の食べ物「ぬ゛」というものがあるそうです。
「ぬ゛」を漢字に直すと「煮(に)」と読みます。
お豆腐屋の海野さんが作る、分厚いふわふわの油揚げをみりんと醤油で煮て、生姜を乗せた精進料理。
今は津波でお豆腐屋さんの機械が流され、もう食べられないのだそうです
波の子貝、油揚げ
「また食べたいな…」
参加者のみなさんは、そう呟いていました。
(六郷・七郷コミネット企画、20世紀アーカイブ仙台主催)
今回はサンピアで七郷地区のみなし仮設にお住まいの方を対象に、11名にお集まりいただきました

この日は「ジッとしていられないの」と言って立ち上がり、
茄子とキュウリのお漬物を準備して御馳走して下さるなど、アクティブな方が多く参加されました。
「深沼は野菜がいっぱい採れたからどこの家でも漬物を漬けたんだよ」
さすが伝統の腕前

売っている漬物では味わえないとても美味しいお漬物でした。
さて今回の楽しむっ茶会ですが
こちらの葛篭の中から懐かしい道具達が顔を出します

かすりの反物やのっこ、サイカチの実など、どれも参加者の記憶に残る懐かしい思い出の品です。
こちらの煙管は「どらんこ」という小さなキーケースのような皮袋に入っているものです。
「行儀が悪かったりすると、しつけの為に、これで叩かれたのよ」と、語る方も。
この道具は参加者の皆様よりもずっと年上の世代、おじいさんやおっぴさん(曾祖母、曾祖父)が使っていた道具だそうです。
震災より少し前の荒浜地区、貞山堀にかかる貞山橋の北側から閖上方面を撮った写真を観賞中に
「一番左側の手前に、家が写ってる!」
なんと、参加者の中に、写真に写っているお家の家主がいらっしゃいました

同じく貞山堀でのシジミ採りの写真からお話は広がり、
「海では波の子貝を採って食べたんだよ」
「波の子は醤油、砂糖で佃煮にして食べるんです」
「採れたのは蒲生だけでないよ、深沼でも沢山採れたんだから!」
と、波の子が採れるスッポト自慢が始まりました

波の子貝は水につけっぱなしにしておくと、足が早いので、貝にあたりやすいそう

いつもあたる人が居て、よく救急車が来ていたんだとか。
それだけ、地元の方々にとってなじみのある貝だったのですね。
地元のみなさんにとってなじみのある食べ物の中に
「に」と「ぬ」の間の発音の食べ物「ぬ゛」というものがあるそうです。
「ぬ゛」を漢字に直すと「煮(に)」と読みます。
お豆腐屋の海野さんが作る、分厚いふわふわの油揚げをみりんと醤油で煮て、生姜を乗せた精進料理。
今は津波でお豆腐屋さんの機械が流され、もう食べられないのだそうです

波の子貝、油揚げ
「また食べたいな…」
参加者のみなさんは、そう呟いていました。