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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年02月18日

仙台市立荒浜小学校 体育館・プールお別れ会

こんにちは
よしだけいしゅん@復興応援隊です

私からの久し振りの投稿は、昨日開催された
荒浜小学校の体育館・プールのお別れ会のレポートです

荒浜小学校は海岸からおよそ数百メートルほどのところにある小学校で
震災時は荒浜地区にお住まいの多くの方が避難した場所です
校舎1階、体育館は津波によって激しい損傷があり
普段はバリケードが設置されていて、入ることができません

今回は、式典を図書室で開催したため
校舎の中まで入ることができました
学校には卒業生を始めとする大勢の関係者が集まり
参列者が廊下に溢れかえっていました

建物に甚大な被害があったにもかかわらず
荒浜小学校に避難した方が全員無事だったのは
3階、4階、屋上へと避難するよう導いた
町内会長を始めとする地域の方々と
教員の方々の適切な判断があったからでしょう

地域ごとに避難する教室を分け、誰が居るのか簡略的にリスト化するなど
協力してまとまって行動できたのも
地域のつながりの強さ、町内会がきちんと機能したこと
日々のコミュニケーションがあってこその事でしょう

自助、共助、近助…
見習いたいものです

前置きが長くなりましたが、写真もご覧ください



体育館 外観


体育館 内部


1階 廊下


1階 教室


会場に集う参列者


2階 東側ベランダ(ここから津波が…)


「あった!」
自分の使っていたテキストを見つけた児童
左手に握りしめられているのは
当時教室で使われていたと思われる
自分の名前の書かれたマグネットです






あの時、私たちが帰っていたならば
あなたを助けることができたかもしれない

これから何のために働き、生き
そして、自分はしあわせになってもいいのですか?
その資格は、自分にあるのですか





たくさんの感謝のことばと、前向きなことば


私のFacebookにて、他の写真も掲載していますのでご覧ください
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.538562316165502.114781.100000352156772&type=3


被災地の方に笑顔が戻りますように
希望のある未来を描くことができますように  
タグ :荒浜小学校


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 17:17Comments(0)レポート

2013年02月05日

荒浜清掃ボランティア レポート

こんにちは
よしだけいしゅん@復興応援隊です

2月2日(土)にKIDS NOWさん主催の荒浜清掃活動に
取材を兼ねて参加させて頂きました

深沼海岸の砂浜清掃を月1回程度のペースで続けてこられたKIDS NOWさん
堤防建設工事の影響かどうかはわかりませんが、今回は砂浜ではなく
元々は建物があった場所(住宅地)の清掃活動を行なうことに

13時に荒浜に集まったメンバーはざっと20〜30人ほど
荒浜の方、仙台市内の方だけではなく、遠くは関東からの方もいました


慰霊碑前で黙祷を捧げてから、作業に入ります

余談になりますが、荒浜では新しく大きな慰霊塔を建てる計画が着々と進み
慰霊碑を正面に、右手後方(震災前は松林だったところ)あたりで工事が始まっています



作業を前に長山代表によるあいさつ
この日は、NHKさんの取材も入りました
津波による漂流物がアメリカ西海岸に大量に押し寄せいている問題を扱った
ドキュメンタリー番組の制作に取り組んでいるとのことです
番組は3月中旬放送予定ですが、詳細な情報が入り次第
またお知らせ出来ればと思います
(Twitterでのお知らせになるかもしれませんが…)


貞山運河の水は濁りきっていて、見る影もありません

ガラス片や発泡スチロール…
あっという間にゴミ袋はいっぱいになります

綺麗な形状を保った状態で残されている物も発見されました
指輪や置物、グラス、灰皿…
その一つ一つがそこに暮らした人々の暮らしを見守ってきた
あるいは思い出をともにしてきた品々であることに
感動やら困惑やら、色々な感情が入り混じった複雑な想いを抱きます

というのも、基礎しか残っていないとはいえ、顔も知らぬ人間に
自分の家を土足で踏み入られたら、どのように感じるでしょうか?
思いを理解してくださって、受け入れてくれる方ばかりではないでしょう
理解できたとして、受け入れがたいと感じる方もいるかもしれません

もちろん「踏み荒らす」ことが目的ではなく
純粋にそこに暮らした方々を励ましたいという
その思いを形にした、ひとつの結果がこの活動であるといえると思います

賛否両論はあるかもしれませんが
そこに住まれた方々の理解はもちろん、多くの方々の理解を得ながら
活動が継続されていくよう、応援していきたいですね


すべての被災者とそれを取り巻く方々が
笑顔で暮らせる社会になっていくことを願って  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 13:28Comments(0)レポート

2012年12月25日

3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン

こんにちは
復興応援隊 吉田です

ご無沙汰しております
ブログの更新は大友に任せっきりですが
私も元気に毎日活動しております

さて、先週末、せんだいメディアテークにて開催された
3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト 公開サロン」に参加してきました


「みつづけるあの日からの風景」



会は20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんを中心に
ディスカッション形式で進められていきました



現在、被災地の特定の地点を継続的に同じアングルで写真を撮り続けることで
震災の記憶を忘れないための取り組みが行われています

以前撮影したときからわからなくなるほど「変わる」風景が多々あります
その一方で、ほとんど「変わらない」ところがあるということも分かります
「変わる」風景と「変わらない」風景で
どちらもそれぞれに重要な意味を持つのだとか

他にも、ディスカッションの内容から
幾つか紹介したいキーワードを挙げていきます

 ・「風化」と「記録」は対語である
 ・「風化」は防げない
 ・写真は「場所」と「日時」の特定が重要で、どちらか一方でも欠けてはいけない
 ・非体験者に311を伝える(次世代etc)
 ・「建物」だけではなく「人々の暮らし」の定点観測
 ・写真に触発され、当時のエピソードを思い出す(写真がストーリー付けされる)


この定点観測で撮影された写真が
今後どのような活用がなされるのか気になるところです



メディアテークでは、「考えるテーブル」と題して
1階のオープンスクエアにて連日のようにサロン等が開催されています




NPO法人20世紀アーカイブ仙台とは?
http://www.20thcas.or.jp/  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 16:35Comments(0)レポート

2012年12月03日

第5回 元気アップin七郷 レポート

おはようございます
復興応援隊 吉田です

以前も参加させて頂いたKIDS NOWさん主催の
「元気アップin七郷」(第5回)のレポートをお送りします
※第3回の様子はこちらから

今回は気温がかなり低いこともあり、前々回と比べると
清掃の時間は短めに、地域についての学びがメインとなりました

七郷市民センターに集合し
長山代表による開会の挨拶から始まります



穏やかな話し方は、子どもにも安心感を与えるなぁ…
と、いつも感じています

次に、読み聞かせボランティアをされている松岡さんより
方言が使われた紙芝居を2本読んで頂きました



ねしょんべんに悩む少年「しょんべんたれこぞう」
秋保を舞台にした「ばんじばんざぶろう」(ご存知の方もいるでしょうか?)と
2本とも、迫力満点、笑いあり、心がほっこりする話ありで
参加者の誰もが、絵本に釘付けでした

絵本の後は、ふるさと学習として、七郷かるた制作秘話を交えながら
七郷地区についてのお話を、地域にお住まいの萱場さんよりお聞きしました




さて、お待ちかねの清掃活動の時間です



今回清掃した場所は、綺麗な公園でしたが
よくよく探してみると、あちらこちらにゴミが捨てられています



私も一緒にゴミ拾い

市民センターに戻り、恒例の七郷かるた大会です
今回も、読み手の大役を任されましたが、終始てんやわんやでした…笑



今年度の元気アップin七郷は今回で終了となりますが
来年度以降もKIDS NOWさんの活動を応援していきたいですね  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 11:35Comments(0)レポート

2012年11月26日

第29回 七郷市民まつり レポート

おはようございます
復興応援隊 吉田です

昨日、七郷市民センターにて、七郷市民まつりが開催されました
朝は小雨がぱらつくなど、天気が心配でしたが
祭りが始まるやいなや、気持ちいい秋晴れの空となりました



市民センターの駐車場には多くの露店が並び
地域にお住まいの方で賑わいました

復興応援隊の大友と私は、七郷市民センター事業である
「あの日を忘れない〜震災の記憶」のブースを受け持ち
アンケートの回収および呼びかけを行いました

この事業は、七郷地区で暮らしていた方々から震災当時について
聞き取りを行い、冊子に残すことで、震災の記憶を風化させることなく
後世まで語り継いでいくことを目的とするものです



ブースには大人だけではなく、子どもたちも来てくれました

午後は、隣接する荒井4号公園にて
チャリティーオークションや紅白餅まきが行われ
大いに盛り上がりました



実行委員の方々が餅を投げるところです



子どもたちは我先にと、紅白餅を求めて眼の色を変えていました

写真を撮りそこねてしまいましたが
他にも体育館での演芸発表、スタンプラリー
美術作品などの展示発表、保健センターの健康チェックなど
盛りだくさんの内容で、多くの来場者に楽しんで頂けたようです

市民センターの職員さんだけではなく
多くの地域の方が、まつりの企画・運営に積極的に関わっていることが
七郷地区の素晴らしい文化であると感じます  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 10:53Comments(0)レポート

2012年11月19日

第8回 深沼海岸清掃ボランティア レポート

おはようございます
復興応援隊 吉田です

立て続けの更新になりますが
11月18日(日)に、KIDS NOWさん主催の
「深沼海岸清掃ボランティア」に参加してきました

午前9時、七郷市民センターに集合
冒頭30分ほど、七郷地区についての映像を視聴した後
車で深沼海岸に向かいました

清掃時間は10時からおよそ2時間弱

天気は良かったものの
まっすぐ立っていられないほどの強風に煽られ
弾丸のように砂が吹き飛び
ゴーグルやマスクで覆えない部分に当たると
痛みを覚えるほどでした

そんな厳しい環境の中
みなさんもくもくと清掃作業に打ち込みます



スコップですくった砂をふるいに掛け、ゴミや石ころを除去します
すると、清掃後には蟻塚のような砂の山があちこちに作られていきます
(この作業は、腰痛持ちの私には少々辛い作業でしたが…)



12時前後に作業を切り上げ、七郷市民センターに戻って
清掃用具の洗浄等を行う予定になっていたのですが
午後から別の用事があった私は一足先に現場を後にしました


2年前までのように、海水浴に来た人たちで溢れかえる
賑やかな砂浜に戻れる日がやってくることを願います  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 11:07Comments(0)レポート

2012年11月19日

健康と復興まちづくりを考えるシンポジウム レポート

おはようございます
復興応援隊 吉田です

先週末、宮城大学にて開催された
「健康と復興まちづくりを考えるシンポジウム」に参加してきました

午前中の分科会では
被災地域の沿岸部で活躍する復興支援員の方々の活動など
復興支援の最前線の話題について聞くことができました



被災者は支援者による「施し」に疲れている
という言葉が印象的でした
また、今後、向かっていく先として、支援者が中心になるのではなく
自立支援、つまり地域の方が中心となって生活できるような
そんな支援が望ましいことも再確認しました

午後は場所を講堂に移して、パネルディスカッションが行われました



南三陸町 佐藤町長、関西学院大学 室崎教授、高知県立大学 南学長の
それぞれの立場から、復興についての講演がありました

余談ですが、司会を務められていた大村氏は
六郷・七郷コミネットに参画している
冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワークの代表でもあります

多くの問題が山積している現状ですが
10年後、20年後に明るい未来を描けるような
そんな復興が成されていくことを切に願います



復興支援員とは…
総務省の政策の一つで、被災地の復興支援に従事します
私達、復興応援隊もこの制度によって
微力ながら復興の支援のお手伝いをさせてもらっています
  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 10:23Comments(0)レポート

2012年11月12日

第3回 みんなの力で元気アップin七郷 レポート

こんにちは

週末はダラダラと家にひきこもりアニメ漬けでした/(^o^)\
復興応援隊 吉田です

さて、私の10日ぶりの投稿はイベントレポートです(^^)

11月10日(土)、七郷市民センターにて開催された
KIDS NOW(キッズナウ)さん主催の【みんなの力で元気アップin七郷】
というイベントに参加してきました
内容としては、七郷地区の歴史の学習、七郷地区の清掃活動の二本立てです


スタッフの山家(やんべ)さんによる貞山運河の歴史についての講義



途中でクイズが出てくるなど、子どもから大人まで楽しめる
楽しい講義でした

30分ほどの学習時間が終わると、今度は清掃活動の時間
車で仙台市農業園芸センター周辺まで向かいます



駐車場の近辺にゴミが沢山あり
明らかに不法投棄されたような物も少なくありませんでした

1時間弱で回収したゴミです
全部で10袋分くらいはあるでしょうか?



同じ仙台に暮らす人たちが投棄したゴミなのでしょうか?
そう考えるとなんだか寂しい気持ちになりますね

さて、市民センターに戻った後、今度は「七郷かるた」をしました
これは、七郷の歴史について遊びを通して学んでいくことを目的に
地域の方々がプロデュースしたかるたです
「へぇ~」と思わず声が漏れてしまう新発見が随所にありました
読み手という大役を任され、写真を撮り損ねてしまいましたが
笑いあり、涙ありの楽しい時間となりました


「元気アップin七郷」は年内にあと2回開催されるそうですので
興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?




KIDS NOWとは?
ご存じない方もいるかと思いますので
KIDS NOWについて紹介しているブログのURLを掲載しておきます
ぜひこちらも御覧ください
http://blog.canpan.info/sendaigenkiup/daily/201210/09  


Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 13:09Comments(0)レポート