2013年11月06日

第3回 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会

こんばんは
よしだけいしゅん@仙台市若林区復興応援隊です

昨日はせんだいメディアテークで開催された
第3回 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会」を
傍聴してきました


第3回 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会

第3回 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会

議題は2つ
「震災アーカイブの利活用について」
「震災以降の保存、モニュメント整備の検討状況について」

それぞれの議題について、事務局より進捗等の報告があり
それを受けて、有識者で組織される委員の方々が
色々な提案等をしていくというもの



印象的だった話としては

「モノ」を残すことも大切だが
そこにあった「思い」を伝えること
また、どのように伝えるかということも大切

長いスパンで考えること
持続可能なアーカイブの方法が必要
50年、100年後の市民の感覚をイメージする
時期と相手によってアーカイブの使い方をデザインする必要

被災の記録を残すだけではなく
「フィクション」(震災にインスパイアされて作られた作品)を
アーカイブしていく視点

イチかゼロか、ではない
保存が難しくなった段階で、その一部を象徴的なものとして
モニュメント的に再利用することも考えられる




配布された資料の中に
「(仙台市が)現在、震災遺構として保存を検討しているもの」
として、「荒浜小学校校舎」、「津波により流出した建物の基礎群」の
2つがピックアップされていました

あくまで個人の意見なのですが
「東六郷小学校」の記載がないことが残念です

六郷地区では100名を超える方が亡くなり
多くの家が流されましたが
東六郷小学校の2階に避難したことで
児童はもちろん近隣の住民の方々が救われたという事実があります

たしかに、被災地を見学される多くの方が
荒浜を訪れる一方で、東六郷小学校界隈を訪れることは少ない
という現実もあります
しかし、東六郷で被災された多くの方の暮らしや思い、あの日の体験は
もっと語られるべきであるし、伝えられていくべきと考えます
それだけの価値を持つと思います
また、東六郷小学校の校舎は建て替えられてから日が浅く
長期保存できるのでは?とも思います

荒浜小学校と並んで、ぜひ残して欲しい震災遺構の一つです
その利活用をぜひ検討して欲しいです

第3回 仙台市震災復興メモリアル等検討委員会
(13/08/04撮影 「10代の六郷・七郷を訪ねる」東六郷小学校 正面玄関近辺)



このブログで個人的な思想を書いて良いものかどうか
迷うところではありましたが
一人でも多くの方に、東六郷小学校の存在を知って頂きたく
この記事を書きました


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Posted by 仙台市若林区復興応援隊 at 17:43│Comments(0)レポート
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