2013年09月24日
今も変わらず。
こんにちは(^O^)/
花坂です
9月17日に荒浜~井土~藤塚地区の浸水地区の視察に行って参りました。
私にとって、深沼海岸を見る事は人生でまだ三、四回目で、約二カ月ぶりでした。

前日が台風という事もあり、心なしか松の木の枝が減ったような・・・?

先日、荒浜清掃が行われた海に再びいろんなものが打ちあがっていました。
ただの「ゴミ」といっていいのか、誰かの思い出のかけらなのかわかりません。

こちらは藤塚の五柱神社
地元の方々でしょうか、神社に集まって休憩している方々がいました。
震災前は、赤い屋根の社殿が建っていたそうですが、震災後はすべて流され、砂地になっていしまいました。
現在も以前のような社殿は建っていません。

こちらも藤塚地区です
フェンスを津波がなぎ倒しあの時のまま、時間が止まっています。

道路の割れ目から草がいっぱい生えています。

除塩作業が終わった田んぼでは、稲穂が金色になり、実りの時期を迎えていました。
もうすぐ収穫でしょうか。
この風景は、ずっとずっと昔から変わっていないのでしょうね。

視察の帰り道、若林西の復興公営住宅を見てきました。
まだまだ建設の途中です。
ご近所の方が、「一番環境の良い場所だよ。私も住みたいくらい」
とおっしゃっていました。
お家の目の前が、大きな建物で日当たりや見晴らしが変わってしまったのではないでしょうか。
それでも、自慢げに話す姿が印象的でした。
花坂です

9月17日に荒浜~井土~藤塚地区の浸水地区の視察に行って参りました。
私にとって、深沼海岸を見る事は人生でまだ三、四回目で、約二カ月ぶりでした。
前日が台風という事もあり、心なしか松の木の枝が減ったような・・・?
先日、荒浜清掃が行われた海に再びいろんなものが打ちあがっていました。
ただの「ゴミ」といっていいのか、誰かの思い出のかけらなのかわかりません。
こちらは藤塚の五柱神社
地元の方々でしょうか、神社に集まって休憩している方々がいました。
震災前は、赤い屋根の社殿が建っていたそうですが、震災後はすべて流され、砂地になっていしまいました。
現在も以前のような社殿は建っていません。
こちらも藤塚地区です
フェンスを津波がなぎ倒しあの時のまま、時間が止まっています。
道路の割れ目から草がいっぱい生えています。
除塩作業が終わった田んぼでは、稲穂が金色になり、実りの時期を迎えていました。
もうすぐ収穫でしょうか。
この風景は、ずっとずっと昔から変わっていないのでしょうね。
視察の帰り道、若林西の復興公営住宅を見てきました。
まだまだ建設の途中です。
ご近所の方が、「一番環境の良い場所だよ。私も住みたいくらい」
とおっしゃっていました。
お家の目の前が、大きな建物で日当たりや見晴らしが変わってしまったのではないでしょうか。
それでも、自慢げに話す姿が印象的でした。
タグ :被災地見学
2013年09月13日
若林区土樋 福島美術館
こんにちは(^O^)/
花坂です
今日は仙台市若林区土樋にある
「社会福祉法人共生福祉会 福島美術館」
のお話をしたいと思います。
福島美術館は伊達家ゆかりの名品を展示している小さな美術館です。
宮城県にあるのに何故「福島」なのでしょう
実は福島禎蔵翁という人が大正時代以来、所蔵する文化財を手放さざるを得ない状況だった伊達家から文化財を譲り受け、
のちに多くの賛同者とともに共生福祉会を設立し昭和49年に同会に寄贈。
共生福祉会は、一般市民はもとより福祉施設を担い共に行動する人々にこそ大いに活用してもらいたいという理念の下、昭和55年に「福島美術館」を開館したので「福島」という名前を遺しているようです。(詳しくは→美術館HP)
現在の福島美術館のある場所は福島禎蔵翁の私有地だそうで、目立った場所にあるわけではありません。
しかし、その収蔵品は逸品ぞろいです

福島美術館でしか見る事ができない、近世から昭和戦前までの絵画・書・工芸品・書籍などおよそ3,000点が収蔵されています
伊達家好き、仙台史好きにはたまらない資料ばかりです

現在は秋の展覧会
「福島美術館秋の展覧会 ふむふむ、なっとく!仙台藩の手文庫」が行われる直前です
会期:平成25年9月19日(木)~11月24日(日)
この企画展には.伊達光宗筆の「達磨画賛」や伊達綱宗筆「白衣観音夏冬山水図(三幅対)」など歴代藩主の描いた絵や手紙の他に、今年出航400周年を迎える、慶長遣欧使節に関する印刷出版資料も展示されるそうです

伊達光宗公は初代藩主政宗の孫にあたり、ゆくゆくは三代藩主になるはずでしたが、
19歳の若さで亡くなっため、直筆資料も少なく、大変貴重です。
こういった仙台にとって大切な資料を収蔵している美術館ですが、
東日本大震災では、建物や史料に大きな被害があり、平成24年12月18日まで休館をしていました。
私は福島美術館が大好きで、時々足を運んでいたのでとてもショックでした。
「いつ再開できるかわからない」と言われていた美術館が半年と数カ月前にようやく再開した時、とても感動したのを覚えています。
若林区には先祖代々受け継がれてきた財産が沢山ある事も、
それを必死で守り抜いてきた方々が居る事も多くの人に知っていただきたいです
9月19日(木)からの展覧会がとても楽しみです
花坂です

今日は仙台市若林区土樋にある
「社会福祉法人共生福祉会 福島美術館」
のお話をしたいと思います。
福島美術館は伊達家ゆかりの名品を展示している小さな美術館です。
宮城県にあるのに何故「福島」なのでしょう

実は福島禎蔵翁という人が大正時代以来、所蔵する文化財を手放さざるを得ない状況だった伊達家から文化財を譲り受け、
のちに多くの賛同者とともに共生福祉会を設立し昭和49年に同会に寄贈。
共生福祉会は、一般市民はもとより福祉施設を担い共に行動する人々にこそ大いに活用してもらいたいという理念の下、昭和55年に「福島美術館」を開館したので「福島」という名前を遺しているようです。(詳しくは→美術館HP)
現在の福島美術館のある場所は福島禎蔵翁の私有地だそうで、目立った場所にあるわけではありません。

しかし、その収蔵品は逸品ぞろいです


福島美術館でしか見る事ができない、近世から昭和戦前までの絵画・書・工芸品・書籍などおよそ3,000点が収蔵されています

伊達家好き、仙台史好きにはたまらない資料ばかりです


現在は秋の展覧会
「福島美術館秋の展覧会 ふむふむ、なっとく!仙台藩の手文庫」が行われる直前です

会期:平成25年9月19日(木)~11月24日(日)
この企画展には.伊達光宗筆の「達磨画賛」や伊達綱宗筆「白衣観音夏冬山水図(三幅対)」など歴代藩主の描いた絵や手紙の他に、今年出航400周年を迎える、慶長遣欧使節に関する印刷出版資料も展示されるそうです


伊達光宗公は初代藩主政宗の孫にあたり、ゆくゆくは三代藩主になるはずでしたが、
19歳の若さで亡くなっため、直筆資料も少なく、大変貴重です。
こういった仙台にとって大切な資料を収蔵している美術館ですが、
東日本大震災では、建物や史料に大きな被害があり、平成24年12月18日まで休館をしていました。
私は福島美術館が大好きで、時々足を運んでいたのでとてもショックでした。
「いつ再開できるかわからない」と言われていた美術館が半年と数カ月前にようやく再開した時、とても感動したのを覚えています。
若林区には先祖代々受け継がれてきた財産が沢山ある事も、
それを必死で守り抜いてきた方々が居る事も多くの人に知っていただきたいです

9月19日(木)からの展覧会がとても楽しみです

2013年09月06日
ぬ゛というたべもの!
こんにちは(^O^)/
金曜担当花坂です
現在応援隊は8/29日の復興情報セミナーの議事録をまとめる為にパソコンとにらめっこ中です
吉田さんと工藤さんが頑張っている間、
私は9/4に行った楽しむっ茶会のお手伝いと取材に行ってきました。
今回の楽しむっ茶会は若林区サンピアで、七郷地区のみなし仮設にお住まいの皆様にお集まり頂きました。
そこで、「い」と「ぬ」の間の発音をする「ぬ゛」という深沼の名物があるとのお話を聞きました。
「ぬ゛」?「ぬ゛」とは発音が難しいですね(笑)
それはなにやら
分厚いふかふかの四角い油揚げを醤油とみりんで煮て、しょうがを乗せた料理なのだそう
油揚げは「海野」さんという豆腐屋さんで揚げた美味しい油揚げだそうで、今は震災で機械が流れ、作る事が出来ないそうです。
その油揚げがないと「ぬ゛」は作れないんだとか。
どんな味がしたのでしょうか?食べてみたいですね

※花坂の「ぬ゛」イメージ図です
楽しむっ茶会についてはまた来週にレポートをアップしたいと思います。
お楽しみに!
金曜担当花坂です

現在応援隊は8/29日の復興情報セミナーの議事録をまとめる為にパソコンとにらめっこ中です

吉田さんと工藤さんが頑張っている間、
私は9/4に行った楽しむっ茶会のお手伝いと取材に行ってきました。
今回の楽しむっ茶会は若林区サンピアで、七郷地区のみなし仮設にお住まいの皆様にお集まり頂きました。
そこで、「い」と「ぬ」の間の発音をする「ぬ゛」という深沼の名物があるとのお話を聞きました。

「ぬ゛」?「ぬ゛」とは発音が難しいですね(笑)
それはなにやら
分厚いふかふかの四角い油揚げを醤油とみりんで煮て、しょうがを乗せた料理なのだそう

油揚げは「海野」さんという豆腐屋さんで揚げた美味しい油揚げだそうで、今は震災で機械が流れ、作る事が出来ないそうです。
その油揚げがないと「ぬ゛」は作れないんだとか。
どんな味がしたのでしょうか?食べてみたいですね


※花坂の「ぬ゛」イメージ図です
楽しむっ茶会についてはまた来週にレポートをアップしたいと思います。
お楽しみに!
2013年08月30日
復興情報セミナーがありました!
こんにちは(^O^)/
花坂です
昨日、8月29日は六郷・七郷コミネット主催の復興情報セミナーがありました。

応援隊は支援者のみなさんにお会いするのを楽しみに
六郷・七郷コミネットの事務局として、以前より準備を進めて参りました。

はりきって準備を進める
吉田さんと工藤さん(^ワ^)
復興情報セミナーについては後日レポートを書きたいと思います(^-^)
事務作業がいっぱい溜まっているぞ
がんばります
花坂です

昨日、8月29日は六郷・七郷コミネット主催の復興情報セミナーがありました。
応援隊は支援者のみなさんにお会いするのを楽しみに
六郷・七郷コミネットの事務局として、以前より準備を進めて参りました。
はりきって準備を進める
吉田さんと工藤さん(^ワ^)

復興情報セミナーについては後日レポートを書きたいと思います(^-^)
事務作業がいっぱい溜まっているぞ

がんばります

タグ :六郷・七郷コミネット
2013年08月23日
家庭菜園のすすめ
こんにちは(^O^)/
花坂です
5 月に若林区中央文化センターで行っている、「仙白園」へ応援隊3名で参加し、
枝豆を植えました

6月には成長した苗を植えました

その時、
数10粒ほど頂いた枝豆の種を祖母の家に植えてみたのですが
最初の頃は葉っぱが黄色くなってきたり、あまり元気がありませんでした
ですが先週、ついに収穫の時期が来て、おやつとして食べられるまでになりました


品種は「たますだれ」という豆で、ころころと丸い豆です。
採れたての枝豆はとても美味しかったです
枝豆はお盆の頃がちょうど収穫の時期にあたり、
仙台では収穫した枝豆を潰して、餡を作り、
餅と絡めた「ずんだ餅」にして仏前にお供えしますね。
昔は餅よりも、茄子にずんだを敢えて食べていたと、私の母から聞きました。
今は季節関係なく、ずんだ餅を食べる事ができますし、
スーパーに調理済みの物が並んでいて、家庭で作る事は少なくなりましたね。
近年、ずんだ餅は「仙台のお土産品」のイメージが強くなっており、
家庭で作る「郷土料理」だと知らない世代も多いのではないでしょうか
寂しいと感じる半面、お土産品として商品化された事は
県外の方々にも食べていただける機会が増え、「ずんだ」文化が失われる事はないのでしょう
私も昨日、ずんだを食べた事がないという福岡の友人にずんだ餅を送りました
喜んでもらえると嬉しいです
花坂です

5 月に若林区中央文化センターで行っている、「仙白園」へ応援隊3名で参加し、
枝豆を植えました

6月には成長した苗を植えました


その時、
数10粒ほど頂いた枝豆の種を祖母の家に植えてみたのですが
最初の頃は葉っぱが黄色くなってきたり、あまり元気がありませんでした

ですが先週、ついに収穫の時期が来て、おやつとして食べられるまでになりました



品種は「たますだれ」という豆で、ころころと丸い豆です。
採れたての枝豆はとても美味しかったです

枝豆はお盆の頃がちょうど収穫の時期にあたり、
仙台では収穫した枝豆を潰して、餡を作り、
餅と絡めた「ずんだ餅」にして仏前にお供えしますね。
昔は餅よりも、茄子にずんだを敢えて食べていたと、私の母から聞きました。
今は季節関係なく、ずんだ餅を食べる事ができますし、
スーパーに調理済みの物が並んでいて、家庭で作る事は少なくなりましたね。
近年、ずんだ餅は「仙台のお土産品」のイメージが強くなっており、
家庭で作る「郷土料理」だと知らない世代も多いのではないでしょうか

寂しいと感じる半面、お土産品として商品化された事は
県外の方々にも食べていただける機会が増え、「ずんだ」文化が失われる事はないのでしょう

私も昨日、ずんだを食べた事がないという福岡の友人にずんだ餅を送りました

喜んでもらえると嬉しいです

2013年08月09日
週末ですね
こんにちは(^ワ^)/
金曜日更新当番花坂です
お盆直前の週末ですね。
帰省される方も多いのではないでしょうか。
仙台は暑くなってきましたので、
熱中症にはご注意を
さて、
昨日の午前中に、みやぎ生協沖野店で行われた「集会室でヒマつぶし」にお邪魔してきました。
今回は布を使って団扇作りを行っていました。

画像の中央にある、マヨネーズケースの中身はマヨネーズではありません。
ボンドなんです
詰まりにくいので、たくさん使いたいときは便利ですね
午後からは日辺仮設住宅で行われた「パラソル喫茶」に参加してきました。
パラソル喫茶は2時間にギュッと組まれたプログラムが豊富なんです
終わってほしくない、まだみんなと楽しみたい
そう思ってしまうのが特徴かもしれません。

NALCの佐藤さんが立てるお抹茶もおいしそうですね
「集会室でヒマつぶし」、「パラソル喫茶」共に詳細レポートは来週更新したいと思います。
お楽しみに
金曜日更新当番花坂です

お盆直前の週末ですね。
帰省される方も多いのではないでしょうか。
仙台は暑くなってきましたので、
熱中症にはご注意を

さて、
昨日の午前中に、みやぎ生協沖野店で行われた「集会室でヒマつぶし」にお邪魔してきました。
今回は布を使って団扇作りを行っていました。
画像の中央にある、マヨネーズケースの中身はマヨネーズではありません。
ボンドなんです

詰まりにくいので、たくさん使いたいときは便利ですね

午後からは日辺仮設住宅で行われた「パラソル喫茶」に参加してきました。
パラソル喫茶は2時間にギュッと組まれたプログラムが豊富なんです

終わってほしくない、まだみんなと楽しみたい

NALCの佐藤さんが立てるお抹茶もおいしそうですね

「集会室でヒマつぶし」、「パラソル喫茶」共に詳細レポートは来週更新したいと思います。
お楽しみに

2013年08月02日
г【(^O^){もしもし?)
こんにちは(^ワ^)/
花坂です
吉田さん、工藤さんの日記にも書かれていますが
毎週3回、復興イベントのレポートとは別に
応援隊3人の日ごろの活動の様子をそれぞれで記事を書くことになりました
金曜日の当番は私、花坂です
さて、昨日の夕方の事です。

工藤「トゥるるるる」←電話音
吉田「はい、若林区復興応援隊吉田です。」
工藤「六郷七郷コミネット事務局の工藤と申しますが、ただいまお時間をいただいてよろしいでしょうか?」
復興支援をしている団体さんと交流を深める為、電話をかける機会が増えて来た工藤さんは
相手に失礼のないよう、吉田さんと電話応対の練習をしていました
電話が得意な吉田さんからのアドバイスは、とっても頼りになります
何気ない1本の電話ですが、応援隊はドキドキ緊張しながらも、みなさんと素敵な関係を作る為に大切にお電話しています
花坂です

吉田さん、工藤さんの日記にも書かれていますが
毎週3回、復興イベントのレポートとは別に
応援隊3人の日ごろの活動の様子をそれぞれで記事を書くことになりました

金曜日の当番は私、花坂です

さて、昨日の夕方の事です。

工藤「トゥるるるる」←電話音
吉田「はい、若林区復興応援隊吉田です。」
工藤「六郷七郷コミネット事務局の工藤と申しますが、ただいまお時間をいただいてよろしいでしょうか?」
復興支援をしている団体さんと交流を深める為、電話をかける機会が増えて来た工藤さんは
相手に失礼のないよう、吉田さんと電話応対の練習をしていました

電話が得意な吉田さんからのアドバイスは、とっても頼りになります

何気ない1本の電話ですが、応援隊はドキドキ緊張しながらも、みなさんと素敵な関係を作る為に大切にお電話しています
